ご夫婦で就農を希望されている方への継承を希望されています。
平成4年に大阪から移住されたご夫婦で、二人の子供を育てるために農業の他、土建仕事も行っていたそうですが、夫婦2人分のみであれば、農業だけでも可能だろうとのことです。
水稲の一部は有機栽培米で、新規就農者としてこだわって行ってきたそうで、販売先は道内を中心に口コミで開拓されたそうで、あまり良い米が取れなかった年も快く買い取ってくれたエピソード等を話されていました。
有機栽培は非常に手間がかかり覚悟が必要なので、必ずしも有機栽培の引継ぎまでは求めておられないようですが、限られた面積の中で収益を上げる方法として、例えばメロンなどのハウス野菜を行うであったり、有機栽培米の面積を増やすであったりという方法を提案されていました。
高齢化で、多くの農家が土地を競売にかけて離農されていく中で、しっかり次の人に継承して終わりたいという方は、とても貴重な存在です。
継承といっても、お金はかかるのですが、農業技術や、土地の特性まで学ぶことが出来て、農業に必要なものがすべて揃った所から始めることが出来るのは大きな魅力です。
ボロボロの状態からスタートし、家も倉庫も新しく建て替え、農機具は、中古で買ったものを大切に手入れしながら使いまわしてきたそうです。
ボロボロの状態からスタートし、家も倉庫も新しく建て替え、農機具は、中古で買ったものを大切に手入れしながら使いまわしてきたそうです。