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2017年6月11日日曜日

無農薬米を作る農家の経営継承事業の続報です。

経営継承事業とは、農業を始めたい人が、離農を予定している農家さんから1~2年かけて農業を学び、農地や住宅、倉庫などの設備を譲り受けるという制度です。

 今回紹介させていただく農家さんは、北海道農業担い手センターのサイトでも紹介されている農家さんで、私自身も、こちらのブログで何度か紹介させていただきましたので、今回は、その続報ということになります。

http://www.adhokkaido.or.jp/ninaite/transfer/
http://hokuryuchiikiokoshi.blogspot.jp/2016/10/blog-post_31.html
http://hokuryuchiikiokoshi.blogspot.jp/2016/11/blog-post_30.html
http://hokuryuchiikiokoshi.blogspot.jp/2016/12/blog-post_14.html

 役場に相談し、担い手センターの方にも来て頂きました。私の方でも、何度か紹介させていただきましたが、まだ問い合わせが全くないそうです。

 このまま継承先が見つからないと、数年後には、役場に相談して、他の農家への売却を検討することになります。

 継承したいという方は、農地をどのように使用されても構わないのですが(大豆を作りたい♪トマトを作りたい♪etc.)、本音を言うと、無農薬米の販売を口コミで拡げてきたので、今までのお客様に、引き続き無農薬米をお届けできるようにしたいのだとか。実際に作ってみた無農薬米は、美味しいので、そういうお米を、一部のお金持ちだけではなく、一般の家庭でも食べれるようにしたいという思いでやってこられたそうです。


ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

2017年5月31日水曜日

就農者受入れ情報

 昨年9月から農業に関する活動を開始し、このブログは10月から開始しているのですが、どうやら今年の北竜町は、就農者の受入れという点でも、いろいろと動きがあるようです。

 まず、北竜町には農業体験実習生募集という制度があるのですが、今年は道内外から人が集まり、「うえる・かる」という宿泊施設で生活を共にしながら、それぞれの研修先で農業を学ばれているそうです。

 それ以外にも、たとえば北育ち元気塾に参加させていただいた際には、道外から来て、今年から町内の農業法人に入られた方とお話しする機会がありました。「みんなやさしくて、めっちゃ良いです。」と嬉しそうに話す姿が印象的でした。

 伺った話によると、就農フェアのようなイベント(参考)をきっかけに来られた方が多いようで、過去の実績からも納得の結果なのですが、驚いたのは道外から来た2名の方が、農家のおしごとナビを見て来たとおっしゃっていたことです。

 農業の求人といえば、北海道農業担い手育成センターや、役場といった行政の行うもの以外に、農家のおしごとナビや、第一次産業ネットあぐりナビといった民間の求人サイトもありますので、みなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか。

 ちなみに、私も少しは北竜町の農業の発展に貢献できているとうれしいのですが、こちらのブログは、まだあまり認知されていないような結果でした(^^;

2017年5月11日木曜日

育苗センター


 お伝えしたい事は沢山あるのですが、なかなかブログを更新出来ないままになっております。
 今回は少しさかのぼって、北竜町のお隣、雨竜町の道の駅(田園の里うりゅう)の隣にある。農協の育苗施設を見学させていただいた時のことをお伝えします。


  手前の施設が作業棟。奥に見える2つのハウスのうち、手前が育苗棟②、奥が育苗棟①。
 逆に道路側から見ると、育苗棟①、育苗棟②の順番に並んでいて、一番奥に作業棟が見える形になりす。


 作業棟の中にある発芽室の中は、湿度が高く、写真に写りづらいので、結構必死に何枚も撮らせてもらいました。この他に、種入れ機や、肥料を混ぜる機械など、作業棟には様々な物があります。


 あまり良い写真がなくて申し訳ないですが、こちらの写真の方が作業棟の雰囲気は伝わると思います。こちらの種入れ機は、お米用に似ているけれどスイカやメロンなど、様々な物に使えるらしいです。


 2棟ある育苗棟は、それぞれ真ん中にある通路を隔てて左右にわかれており、高温室、中温室、低温室と、温度ごとに分かれています。さらに同じ室内の中でも、下に電熱線や毛布を用意する場合もあり、作物ごとに対応が異なります。

 事前に、農家の方々から様々な話を伺った事が、今回の見学に繋がったのですが、施設の方の話では、特に特別な事をしているという感覚はなくて、一般農家で行う場合と比較して、向き不向きがあるので、それにあわせて行っているとのことでした。

 たとえば、一般家庭に比べてハウスが大きいので、温度調整に時間がかかったり、苗をポットから外しやすくする為に、あえて地面から離したベンチの上で育苗している等の違いがあるそうです。


 一般の水道は、少しアルカリ性になるため、一般の水道とは別に、硫酸を少し混ぜた弱酸性の水を用意してるとのことです。


 北竜町の農家さんの間では、育苗だけをお願いするのが主流になっていると伺っていますが、雨竜町では、接木までお願いするのが一般的で、接木の仕事も増えてきているそうです。
 施設の建設当初とは大きく違ってきていて、取り扱う作物の種類も増え、様々な要望に対応してきているということです。

 最後に、季節によって仕事も大きく異なるので、また来てくれると良いよと案内していただきました。お仕事中にいろいろなお話を聞かせていただいて、本当にありがとうございました。

2017年2月15日水曜日

きたひとネットフォーラム

きたひとネットフォーラムという女性農業者の集まりに参加してきました。
男性なのに参加できるの?と突っ込まれそうですが、以前に尾崎さんに紹介していただいての参加で、参加者のほとんどは女性!他の男性参加者は、夫婦参加や普及センターの方など数名のみで、名実共に女性就農者の会であったことを最初に説明しておきます!


一日目は北海道大学学術交流会館。
数々の受賞暦を持つ佐賀県の農家 市丸初美氏と
北海道大学大学院農学研究員准教授 小林国之氏の講演。

市丸さんのお話は、夫婦で農業を始めた経緯や苦労話を含めて、花の寄せ植え教室や、直売、加工食品やレストラン等、農業の楽しさが伝わる内容でした。
参加者からは、「グリーンツーリズムって何?」と質問が飛んでいましたが、佐賀県では有名で、観光客誘致のために積極的に取り組まれているそうです。

小林さんのお話は、第三者継承の話題が中心で、経営継承の難しさを感じさせる内容でした。
参加者の側から、「オーストラリアやイギリスの大規模農家の実情も伝えて欲しい。」と意見がありました。
有機農業が進んでいたり、5000ha以上の土地で大規模経営が出来たりと、良い部分だけではなく、大規模経営による農家の孤立化、メンタルヘルスの問題、大規模経営だけど貧困層のイメージが強いこと、事故が多いこと、農家の自殺率が深刻であることも伝えて欲しいと言うことでした。
個人的な感想として、女性の方が大きな問題に対しても、しっかりと向き合う力があるように思いました。


二日目は、赤レンガ庁舎。
農林水産省経営局就農・女性課女性活躍推進室室長 久保加代子氏の講演。

まず、若年層の女性の割合が著しく低いことが紹介されました。
そして、農業委員会や農協役員に占める女性の割合。全国的にも低いのですが、北海道は特に低いことが、データと共に紹介されました。
次に、農水省の目標と取組みが紹介されたのですが、とにかく若い女性が少ないので、目標と現実にギャップを感じてしまいました。
農業誌などでは、女性の活躍のイメージが強かったので、若い女性の少なさには驚きました。


その後に、年代ごとに分かれての意見交換と発表があり、私は、20代30代の一番若いグループの女性の中にいたのですが、やはり、地域で同世代の女性がいない孤独感などの話題になりました。
男性社会の中にいる違和感は異文化とも表現されて、特に遠方から嫁いで来られた方は、そうだろうなと思いました。私も、地域おこし協力隊として道外から来ているので、共感出来る部分が非常に多かったです。

それから、何かするとおじさんに白い目で見られるなど、おじさんの存在も一つのキーワードになっていて、これに関して私は、中高年男性の自殺率の話なども聞いていて、女性に比べてコミュニケーション能力の弱い男性の弱さなど、他人事とは思えず、一人だけ複雑な思いになっておりました。

若い女性の自分達の強みとして、行動力!柔軟な発想!明るさ!などがあがって、すごくたくましさを感じながらも、私からは、無理に男性社会に馴染もうとしなくても、明るく、楽しく、自分達で行動を起こせば、みんなついて来るのではないかと提案しました。


講師の方のお話だけでなく、交流会などを通しても、いろいろな農業の話を聞くことが出来て本当に有意義でした。現代農業は問題が非常に多いので、これからは、もっと女性特有の発想や、若い人が柔軟にのびのびと活動できるような環境も必要ではないかと感じました。

2017年2月6日月曜日

農業の事前学習

 2月になりました。農業の仕事は、早ければ2月の雪はねの作業から始まると伺っているので、興味深く町内を見て回っておりますが、今のところ動きは見当たりません。


 以前に、農業の事前学習について書いたことがありましたが、一般の書店の品揃えはちょっと厳しいと感じたので、ネット書店に登録しました。
<田舎の本屋さん>http://shop.ruralnet.or.jp/


 ネット書店と言えば世間一般ではアマゾンだと思うのですが、アマゾンだと何でも揃ってしまうので、私は、あまりアマゾンに依存したくない派です。
 身の回りに、ウィンドウショッピングだけして買い物はすべてアマゾンで済ませてしまうような人はいませんか?家電から食料品まで、生活に必要なすべてをすばやく格安で配送出来てしまう、アマゾンのスケールメリットを活かした商法は社会問題とも言われてますからね。

 田舎の本屋さんは、1000円の年会費で、送料無料で何回も買い物できるので、なかなか良いのではないかと思います。農業書が充実しているほか、子供向けの本も充実していますし、取り寄せにも対応しています。

 書店で何冊か購入した後、ネットで北海道農業入門シリーズ等を購入しました。


 それから、深川の拓殖短大の図書館は農業書も充実していて、大変参考になりました。もっと良い所があったら教えて欲しいです。

 正直な話、スイカの作り方の本を見ていても、実際に農業をしていないのでピンとこないのですが、いろいろな野菜の作り方と比較すると、相対的に、スイカのことがわかったような気分になるようなそんな感じです。

 農業は、実際にやってみないとわからないよとは言われていますが、事前学習も少しは役に立つんじゃないかなと思っています。

2017年1月10日火曜日

標津町の知床興農ファーム

年末の話なので、少しご紹介が遅くなりましたが、 以前に黄倉さんとともに役場に激励に来て頂いた本田さんからお誘いを戴きまして、標津町にある興農ファームに伺ってまいりました。

 本田さんとの繋がりは、私が東京にいた時の知人の紹介です。旧知の仲である黄倉さんの計らいで、10月に北竜町役場で初めてお会いし、今回の訪問が実現しました。

現在の正式名称は、(有)興農ファームではなく、株式会社知床興農ファームになっているとのことです。

 初日(12/24)は、夜7時頃に到着し、四日間(12/27迄)の説明や、お世話になる寮の説明等を伺いました。寮には兵庫県からの研修生がおり、一緒に食事をしながら、およそ三週間の研修期間の出来事や、興農ファームを選んだ理由、アトピーが改善した話等を伺いました。



 二日目は、豚舎と牛舎の見学、牛への餌、ミルクやりの体験。三日目は、ハムソーセージ工場と食肉加工場の作業体験を行い、最終日は、近くにある日本で唯一やぎミルクを出荷している乾牧場(http://www.inuifarm.com/)を案内していただきました。

写真は、乾牧場へ移動中の標津町の海岸。天気が良ければ北方領土が見えたかもしれません。



興農ファーム(http://www.rakuten.co.jp/shiretoko-kohno-farm/)も、日本で唯一の未去勢牛の出荷を行うなど、非常に特色のある農家さんです。

町おこしの活動にも積極的で、以前は農場にアーティスト等を呼んで人が集まるイベントを企画する等もしていたそうですが、若者の減少、趣向の変化、スタッフへの負担などの問題もあり、現在は行っていないそうです。

食品加工場を作ったことは、若者の雇用の機会を増やす意味でも良かったそうで、今後増設したいと考えているそうです。

今後、イベントを行う場合は、スタッフへの負担や若者の趣向の変化といった問題にどのように対応していくのかが課題になっていて、また、農業に関する塾を開いて人を集めることも企画されていました。

今回は、冬季で畑が雪に埋まっていたので、次回は夏に伺いたいと考えています。

2016年12月29日木曜日

農業の事前学習について

農業については、実際にやってみないとわからないので、事前の学習は必要ないと言われているのですが、あらかじめ年間予定や、用語等については学習しておいた方が良いと考えています。
実際に、これまでも農業について勉強し始めて、少しずつ農家の方の話を理解できるようになってきたように感じています。
最近見つけたサイトのお薦めは、農機具最大手、クボタ農業機械公式サイト。米作り5日おきウォッチングは、わかりやすくまとまっていて見ごたえありです。
http://www.tanbo-kubota.co.jp/foods/watching/

直播き、GPS、疎植栽培といった言葉がトレンドとなっているように感じたのでチェック!
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD080L2_Z00C13A8000000/

何を勉強しようかなと農業に関する資格もチェック。

土壌医検定
http://www.doiken.or.jp/

日本農業検定
http://nou-ken.jp/

日本農業技術検定
http://www.nca.or.jp/kentei/

農業簿記検定
http://www.jab-kentei.or.jp/agri-boki/

その他、公的資格として農業機械士や農薬管理指導士の資格もありますが、実務経験が必要で、特に農業機械に関する資格は大型特殊自動車免許の所有が前提になります。
まずは、大型特殊自動車免許の取得を急ぎたいところですが、今年は取らせてもらえないようで、少し残念です。

農業の事前学習について、何を勉強するべきなのかは手探りの状態です。

2016年12月14日水曜日

農業担い手募集!

北竜町の農家さんが、北海道農業担い手育成センターのホームページ(http://www.adhokkaido.or.jp/ninaite/transfer/)で紹介されていますので、あらためて内容を整理してお伝えしたいと思います。
農場番号118番、一番新しい為、一番下に掲載されていますので、良かったら確認してみて下さい。


現在、お住まいのご夫婦は、大阪での公務員生活を40歳で退職して就農されたそうです。
平成4年に移住して、退職金を元手に、当時ぼろぼろだった家や納屋の建て替えをされたそうで、家や納屋は、まだ新しさを感じる綺麗な状態です。


お二人には、二人のお子様がいた為に、農業のほかに土建の仕事もされていたそうですが、夫婦二人分のみであれば、農業だけでもやっていけるだろうとのことです。


インターネットをされていないので、こだわりの無農薬米は口コミで開拓したお客様をノートで管理して、定期的に配送されているそうです。なかには本州のお客様もおり、最初は、なぜわざわざ北海道のお米を買うのか不思議に思ったそうですが、どうも、普通のお米よりも高値で販売しているのですが、無農薬米の中ではとても安いそうです。

無農薬米の栽培は、手間がかかりとても大変で、良いお米がとれなかった年もあるそうで、そんな時は謝るしかないのですが、中にはそれでもいいからと、ぼろぼろのお米を買い取ってくれたお客様もいたそうです。


直接販売を行うために精米機も用意しているのですが、無農薬米のお客様は玄米を希望される方が多いらしく、ほとんど使うことがないのだとか。

高齢化で、多くの農家が土地を競売にかけて離農されていく中で、しっかり次の人に継承して終わりたいという方は、とても貴重な存在です。こだわりの農業を行ってきたからこその発想だと思います。


現在の作付面積は、水稲5.9ha(無農薬米0.43ha)、かぼちゃ0.5ha、そば1.2haで、より収益をあげるために、ハウス野菜を行ったり、無農薬米の面積を増やしたりといったことも考えられるそうです。ただし、無農薬米の栽培は非常に手間もかかり大変なので、無農薬米の継承へのこだわりはないそうです。


中古の農機具を、大切に手入れしながら使いまわしてきたそうです。


ご興味のある方は、是非、お早めに!

2016年11月30日水曜日

北竜町の経営継承事業

スイカやメロンの担い手も募集中ですが、今日は、以前に紹介した経営継承事業について、追加情報をお伝えしたいと思います。


ご夫婦で就農を希望されている方への継承を希望されています。
平成4年に大阪から移住されたご夫婦で、二人の子供を育てるために農業の他、土建仕事も行っていたそうですが、夫婦2人分のみであれば、農業だけでも可能だろうとのことです。

水稲の一部は有機栽培米で、新規就農者としてこだわって行ってきたそうで、販売先は道内を中心に口コミで開拓されたそうで、あまり良い米が取れなかった年も快く買い取ってくれたエピソード等を話されていました。

有機栽培は非常に手間がかかり覚悟が必要なので、必ずしも有機栽培の引継ぎまでは求めておられないようですが、限られた面積の中で収益を上げる方法として、例えばメロンなどのハウス野菜を行うであったり、有機栽培米の面積を増やすであったりという方法を提案されていました。

高齢化で、多くの農家が土地を競売にかけて離農されていく中で、しっかり次の人に継承して終わりたいという方は、とても貴重な存在です。


継承といっても、お金はかかるのですが、農業技術や、土地の特性まで学ぶことが出来て、農業に必要なものがすべて揃った所から始めることが出来るのは大きな魅力です。
ボロボロの状態からスタートし、家も倉庫も新しく建て替え、農機具は、中古で買ったものを大切に手入れしながら使いまわしてきたそうです。




2016年11月29日火曜日

高速バスで北竜町へ!

北竜町は、日本一のひまわりの町として有名ですが、小さな町で駅がありません。
そこそこ不便ですけど、そこまで不便ではありません。

道内の方からも、北竜町ってどこ?どうやって行ったら良いの?と、不安の声を受けることがありますが、広い道内の中でも、北竜町の位置は、札幌と旭川の間にあり、高速バスは距離のわりに長時間で高額ですけど、札幌まで2時間1850円で行けます。

今日は、札幌から北竜町への行き方について説明したいと思います。
まず、札幌駅の南東、東口を出て南側に出たところに、エスタ(ビックカメラの入った建物)があり、その下に大きなバス乗り場があります。そのバス乗り場の端の13番乗り場から乗って下さい。


留萌行きの滝川経由に乗って下さい。緑のやつです。赤の深川行きや、青の直行に乗ってしまうと、たどり着けません。一日4本のみ、朝7:20 ~ 夜19:35 迄です。


必ず、緑の留萌行き滝川経由に乗って下さい!
滝川のICを降りてから、滝川市内をゆっくり回って、雨竜町を抜けて北竜町に着きます。ICを降りてから一時間くらいかかりますので、片道約2時間の間で高速を使うのは、一時間もありません。なので、高速を使って2時間もかかってしまうのはどうして?っていうイメージになります。


最後に、北竜役場前のバスの時刻表を紹介します。
深川行きと滝川行きのバスの7時代のバスは、通勤、通学用だと思います。
札幌行きは、一日4本、朝9:17 ~ 夜19:37 迄。


つまり、札幌から日帰りで北竜町に来るとすると、朝は、7:40のバスに乗って9:40くらいに到着することが出来て、帰りは、19:37のバスに乗ると、21:37頃には札幌に戻ることが出来るということになります。

逆に、日帰りで札幌に買い物に出かけるとすると、朝は、9:17のバスに乗って、11:17くらいに到着。帰りは、19:35のバスに乗ると、21:35頃に北竜町に帰ってくることができます。
 
札幌で8時間強の買い物をするのは、それなりに良い休日の過ごし方ではないかと思います。

※参考URL http://www.chuo-bus.co.jp/highway/index.cgi?ope=det&n=13&t=194&o=2

北海道新規就農フェア

北海道新規就農フェアに行ってきました。

各市町村や農業団体の呼び込みがある中、地域おこし協力隊の私が回れる範囲は限られていたのですが、それでも農業関係機関の方の話を聞けたり、出版ブースの方からもいろいろと教えてもらえたり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

最近の傾向は、市町村などの出展数は増えているが、参加者は増えていないようで、ちょっと残念ですが、これから農業を始めたい人にとっては良い傾向かもしれません。
以前にも少し紹介しましたが、北竜町は以前から出展しており、このフェアがきっかけで北竜町に来た方も複数ご活躍されています。

就農フェアだけが窓口ではないのですが、みなさん準備をして挑まれていますので、一度にいろいろな話も聞けますし、いろいろな資料を戴くこともできる、とても魅力的な場所になっていました。

2016年11月16日水曜日

ひまわりすいかとひまわりメロン

私なりに感じた、現在の課題と、北竜町の現状認識について、ざっくりとお話させていただきます。


北竜町の農家は、離農者が次々と出てきた影響で、一軒あたりの面積が非常に大きくなっていて、今後も農家の大規模化が予想され、すぐには大きな問題にならない見込みですが、先行きは不透明な感じです。

農地が拡大すると、土地の購入費用が高くなるので、新規参入のハードルも高くなります。将来的に土地の受け手探しが難しくなることが予想されます。


また、現在の大規模化が進む過程で、ハウス栽培のメロンやすいかの作付面積が減少しています。
米に比べてメロンやすいかの方が、面積あたりの収入は大きいのですが、田んぼの面積が拡大することで、手間のかかるメロンやすいかの継続が困難になり、畑を潰して田んぼに変えてきたのです。現在残っているメロン、すいか農家も、米と一緒に作っているところが多いです。


メロン、すいかの作付面積の維持、拡大は大きな課題となっており、それには人手が必要になります。
町としては、ふるさと納税でも販売していて、好評を戴いているメロン生産の拡大を後押ししたいようです。



私としては、小さくて皮が薄い、果肉が黄色くて甘いひまわりすいかの生産を拡大した方が良いと感じています。
町外から来た者として、黄色くて甘いひまわりすいかは、とてもインパクトがありますし、ひまわりの町北竜町のイメージにぴったりで、町のPR効果も高いと感じるからです。

既にブランド価値のある、ひまわりすいかも、生産農家が減少しており、既存の販売先分を確保するのが精一杯と聞いています。
販売先を拡大することで、知名度の向上、ブランド価値の向上も目指せると思います。


メロンとすいか、どちらを増やすにしても、まずは人手の確保が必要になります。そして、その人手を確保する為には、住居の確保、研修生用の農地の確保も必要になってきます。

今、必要なのは、高齢でも、各種作業や機械の操作も堪能な即戦力という話もありますが、町全体として、若い人を受け入れるための体制作りが必要という認識はおおむね共通しているようです。


ひまわりライスも人気ですが、すいかやメロンの栽培をしたい方も、是非、北竜町へ!

2016年11月9日水曜日

新・農業人フェア

11/12(土)に東京で開催される新・農業人フェアに、北竜町も出展しています。

http://shin-nougyoujin.hatalike.jp/schedule/tokyo_20161112_booth.htm

11/26(土)は札幌で北海道新規就農フェアがあり、こちらは毎年出展していると伺っています。

http://www.nca.or.jp/Be-farmer/center/news.php?id=1046

まだはっきりしたことは言えませんが、1月と2月にも東京、大阪でフェアへの参加予定があるそうです。

出展しても、なかなか成果に結びつかない自治体が多い中で、受け入れ実績のある北竜町は、比較的優秀な方ではないかと思います。
もしもこのブログを見ている就農希望者の方がいましたら、ぜひとも足を運んでいただきたいと思います。

2016年10月31日月曜日

経営継承事業に北竜町の農家が!

 北海道農業担い手育成センターのサイトで、北竜町の農家が紹介されました。
<経営委譲希望農家一覧> というページの一番下に掲載されています。一番新しいので、一番下です。
 早く良い人に来てもらえるように、私も協力したいと思います!




2016年10月17日月曜日

北竜町で就農をご検討の方へ

 北竜町で就農をご検討の場合は、北竜町地域農業担い手育成センター(北竜町役場 産業課)が窓口となります。

 私の方では、就農希望者をより安心して迎えることができるように、北竜町の農家を回りながら、日々、学習を進めていますので、私の方に相談いただけると、良い情報があるかもしれません(^^;)
 就農をご検討の方は、是非、ご連絡ください。