2017年1月10日火曜日

標津町の知床興農ファーム

年末の話なので、少しご紹介が遅くなりましたが、 以前に黄倉さんとともに役場に激励に来て頂いた本田さんからお誘いを戴きまして、標津町にある興農ファームに伺ってまいりました。

 本田さんとの繋がりは、私が東京にいた時の知人の紹介です。旧知の仲である黄倉さんの計らいで、10月に北竜町役場で初めてお会いし、今回の訪問が実現しました。

現在の正式名称は、(有)興農ファームではなく、株式会社知床興農ファームになっているとのことです。

 初日(12/24)は、夜7時頃に到着し、四日間(12/27迄)の説明や、お世話になる寮の説明等を伺いました。寮には兵庫県からの研修生がおり、一緒に食事をしながら、およそ三週間の研修期間の出来事や、興農ファームを選んだ理由、アトピーが改善した話等を伺いました。



 二日目は、豚舎と牛舎の見学、牛への餌、ミルクやりの体験。三日目は、ハムソーセージ工場と食肉加工場の作業体験を行い、最終日は、近くにある日本で唯一やぎミルクを出荷している乾牧場(http://www.inuifarm.com/)を案内していただきました。

写真は、乾牧場へ移動中の標津町の海岸。天気が良ければ北方領土が見えたかもしれません。



興農ファーム(http://www.rakuten.co.jp/shiretoko-kohno-farm/)も、日本で唯一の未去勢牛の出荷を行うなど、非常に特色のある農家さんです。

町おこしの活動にも積極的で、以前は農場にアーティスト等を呼んで人が集まるイベントを企画する等もしていたそうですが、若者の減少、趣向の変化、スタッフへの負担などの問題もあり、現在は行っていないそうです。

食品加工場を作ったことは、若者の雇用の機会を増やす意味でも良かったそうで、今後増設したいと考えているそうです。

今後、イベントを行う場合は、スタッフへの負担や若者の趣向の変化といった問題にどのように対応していくのかが課題になっていて、また、農業に関する塾を開いて人を集めることも企画されていました。

今回は、冬季で畑が雪に埋まっていたので、次回は夏に伺いたいと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿